2026.07.28

家出した19歳の息子を大阪で発見――調査員カラスが振り返る人探し調査

はじめまして。

モズ総合探偵社の調査員のカラスです。

私は浮気・不倫調査を専門に長年実績を積み、モズ総合探偵社に入社しました。今までの環境とは打って変わり、弊社は浮気・不倫調査以外の案件も幅広く対応しており、先日弊社で対応した行方不明者の捜索案件について本日はブログを書こうと思います。

夏の終わりも近いある日、弊社に1件のとある依頼が舞い込んで来ました。それは関西からかなり離れた地方からの依頼でした。依頼者様は50代のご夫婦様で内容は「家出をした息子(19歳)を見つけて欲しい」とのことでした。

依頼者様ご夫婦は息子の友人からの情報で、息子様(以後、対象者と記載)が地方の実家を家出し遠く離れた大阪の宗右衛門町でキャッチをしていると言う情報を手に入れ、弊社へと依頼してくださりました。そして私たちが対象者を補足出来次第、依頼者様ご夫婦が大阪まで訪れて対象者を実家へと連れ戻すとの内容でした。

私たちは依頼があった当日に依頼者ご夫婦から頂いた対象者の顔写真を頼りに宗右衛門町へと対象者の捜索を行うことになりました。

開始時刻は大阪の街が賑わう土曜日の20:00からと言うことで、私たちは調査員2名が二手に分かれて宗右衛門町付近の捜索を始めました。

私たちはかなりの人がごった返す中「あれは対象者ではない」「あれも似てるけど違う」とひたすらに対象者の捜索を行っておりました。依頼者ご夫婦から頂いている対象者の写真もかなり古く(対象者が16歳当時の写真)、対象者の特徴と歳を取っても変わらないポイント(耳の形や骨格、黒子の位置など)に重きを置き対象者の捜索を行なっておりました。

そして捜索を始めて2時間ほど経った頃、宗右衛門町のドンキホーテ付近を男性数名で行動する対象者らしき人物を補足しました。そこで相方の調査員も合流し、私たちは依頼者様ご夫婦から頂いている特徴(身長や体重、家出をした際の服装や靴など)と一致する男性の姿を撮影を行い依頼者ご夫婦に共有したところ「ビンゴ」とのことでした。対象者は男性5名のキャッチグループと共に行動しており、雰囲気から推測する限り新人のようでした(対象者が家出してから4日目だったので当然ではありますが)。

依頼者様ご夫婦が大阪に来るまでの3時間ほど対象者が居なくならないように見張ってて欲しいとのことだったので、私たちは対象者の追跡を行い同キャッチグループが仕事を終え飲食店に入ったところで依頼者様ご夫婦が現場に到着致しました。

依頼者様ご夫婦は息子様が無事だったことで安心したご様子ではありましたが、息子が飲食店から退出したところを捕まえて実家へ連れ戻すと厳しい顔をして話しておりました。

そして対象者のキャッチグループが飲食店から退出したところを依頼者様ご夫婦が対象者の後ろから肩を組み捕獲しました。対象者は驚きを隠せない表情でしたが、後ろから肩を組んで来たのが両親だと分かると不貞腐れたような顔をし俯いておりました(対象者と共に行動していたキャッチグループはその様子をチラッと見ただけで、そのまま何処かへと歩いて行きました)。

その後、親子だけで少し話した後に依頼者ご夫婦は私たちに一度会釈をし夜の街へと消えて行きました。その際の対象者の表情が拗ねては居るけど何処か安心しているような何とも言えない表情をしており、私も自分が未成年だった頃をふと思い出すきっかけになりました。若い頃は両親に沢山の心配をかけた私ですが、今はこうして手に職をつけて地に足をつけて生活することが出来ているのも感慨深いものが込み上げて来て、近いうちに実家へと顔を見せに行こうと思うカラスでした。

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